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カラス リンク集

カラス(烏、鴉、?、雅)は、鳥類の1グループ。 多くは全身が黒く、黒い鳥の代表とみなされ、諺などではよく白いサギと対比させられる。ただし、実際は、白黒2色のコクマルガラス、暗褐色に白斑のホシガラス、全体的に明色のサバクガラス類などもおり、必ずしも真っ黒のものだけではない。

カラスは、広義にはスズメ目カラス科(あるいはカラス族。呼び名が異なるだけで同じグループである)を指すが、通常はその一部、狭義にはその中のカラス属を指す[1]。広義のカラス、つまりカラス科は、通常のカラスのほか、カケス類、サンジャク類、オナガ類、カササギ類(カササギ属のカササギは、標準和名にはカラスはないが、カチガラス、コウライガラスの異名を持つ)などを含む。これらのほか、ウミガラス、オオウミガラス、カワガラスなどもいるが、カラス科ではなく生物学上のカラスの仲間とはみなされない。

ハシブトガラスの場合、翼長は50-60cm。 鳥類のなかでも最も知能が発達しているとされる。ある程度の社会性を持っており、協力したり、鳴き声による意思の疎通を行っている。遊戯行動(電線にぶら下がる、滑り台で滑る、雪の斜面を仰向けで滑り降りるなど)をとることも観察されている[2]。4色型色覚で色を識別でき、人間と同じRGBの他にV(紫)も識別できる。人間の個体を見分けて記憶したり、植物・家畜やペットを含む哺乳類・鳥類などを区別して認識できるといわれている。以下はカラスの行動を示す事例。 * 宝飾品やガラス製品など、繁殖・生命維持に無関係と思われる物を収集する。 * ハシボソガラスがまた、硬くて自身の嘴だけでは砕けないものを飛行場の滑走路、防波堤、建物の屋上などの硬い場所に落として割る行動が見られ、広島県では、カキ貝を落とす例もある。[3]。それだけには留まらず、道路にクルミを置き、自動車にひかせて殻を割るという行動が、仙台市の青葉山をはじめ、日本の至る所で報告されている[4]。 * 1996年、神奈川県で鉄道のレール上にハシボソガラスが石を置くという事件が頻発した。「JRの人間に巣を撤去されたことに対する復讐として、列車を転覆させようとした」と言われたこともあったが、実際は敷石の下にパンを貯食した際にくわえ上げた石を偶然レール上に置き、それを放置することで起きていたというのが真相であった[5]。 * 神社の賽銭を盗み自動販売機でハトの餌を購入していると報道された[6]。 * 簡単な道具を使ったり、巣作りに工業製品の廃物を利用する。使うだけではなく、カレドニアガラスのように、小枝を加工し道具を作る例もある[7][8]。 * 雛(ひな)の時期から人間に飼育された個体はイヌの吠え声や人の言葉を真似る。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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